アイフル被害対策全国会議

価格破壊!底なし・底抜け!
不動産担保ローン利用者に過酷な負担と混乱を招く
「民間競売(非司法競売)」手続導入に反対する意見書

2008年2月13日

アイフル被害対策全国会議
アイフル被害対策全国会議
代 表 弁護士 河野  聡
事務局 弁護士 辰巳 裕規
神戸市中央区東川崎町1?3?3
神戸ハーバーランドセンタービル10階
神戸合同法律事務所内
TEL078-371-0171/Fax078-371-0175
URL:http://www.i-less.net

 私たちは、これまで消費者金融アイフルやCFJなどが主力商品として取り扱ってきた低所得者向け不動産担保ローンによる被害(「略奪的貸付」「おまとめローン」「キャッチボール(転がし)」等)の問題に取り組んで参りました。

 消費者金融が行う不動産担保ローンのほとんどは主債務者等の居住用不動産を担保に取るものですが、任意売却あるいは競売の場面では、主債務者等は生活基盤・生存の基盤を失いかねない危機的状況に直面します。

 法務省は現在裁判所が関与しない不動産競売手続の導入を検討いたしておりますが、この「民間競売(非司法競売)」手続には、種々の弊害が指摘されているところです。

とりわけ

  1. 「三点セット」を作成せず価格の下限制限も設けないとすると、安値落札を招くこと
  2. 裁判所の関与のない競売手続においては、悪質不動産ブローカーや暴力金融などの跋扈が懸念されること
  3. 不動産担保設定時に抵当権者(債権者)にのみ有利なオプションが選択されること

など主債務者・連帯保証人等不動産担保ローン利用者に過酷な負担を招く危険があります。

 米国のノンリコースローンとは異なり不動産競売後もなお残債務の負担が継続する我が国の法制度下では、債務者等は、担保不動産の安値落札の結果、なおも過大な債務を背負わされ続けることになります。悪質ブローカーに追い立てられ、安値で自宅を奪われ、なおも過酷な債務負担を背負わされ続けるなどという悲惨な状況を招きかねない民間競売・非司法競売手続には断固反対いたします。

以   上